写真は2018年1月16日:新谷隼平さんの路上ライブの様子。
新谷隼平さんは「絶望からの希望を」というコンセプトをテーマに歌を歌っていると話す。
私自信、昨今の日本は、楽天的に生きていないと虐げられてしまうように感じ、楽天的に生きているフリをしていないとダメな奴だとレッテルを貼られるような強迫観念にかられるときがあります。
愛や希望の結論と言わんばかりの歌を歌うライバーがあまりにも溢れており、気持ち悪ささえ感じてしまうことがあります。
そんな時、精神学や哲学の教科書にでも出てきそうな正論を吐かれても、実際の心の隙間はうまることはありません。
表現者としても心の深い闇の住人であり続けることは一つの道であるかもしれない、そんな闇の中に隠された光を見たい衝動に駆られ時があります。
世界を見渡せば、紛争が絶えなく大量に一般市民が命を落としている様子がSNSに公開されている。
また日本の危うさを感じている人は少なくないでしょう。
現実の世界という自分の中にある妄想の世界では活躍する居場所を見つけられず
音楽という世界のどこかに自分の居場所を見つけようと必死すぎる自分をみつけようとしている。
新谷隼平さんの3rdアルバム「この世界は悪意と絶望で出来ている」というタイトルに広がる世界観に魅力を感じリクエストしてみました。
一度この路上で聴いただけですので詳しくは書けませんが、優しく細い声で淡々と歌う殺伐とした新谷隼平ワールドの中から新たな希望の光を見つけられるような気がしました。
この3rdアルバム中の4曲目「ハローハロー」は、彼が言う「絶望からの希望を」の気持ちを強く後押ししてくれる曲のように感じます。
また、収録曲の最後を飾っている「mint」は、「悲しいニュースだらけの世界でも愛はそれぞれの日常の中にあることを表現したかった。」という彼のツイートがありますように「例えば2人肉を食べたりできている何気ない生活、それこそが幸せなこと」という様な王道とも言うべく曲となってます。
世界の何処かでは生まれ間もない子も爆撃で命を失ったり、何気ない生活がままならない方々が放置されていることを見て見ぬふりをしているかのような世界の現実から逃れることができないでいる。
都合の悪いことは切り捨て楽天的に生きているフリをしてい生きていやしないだろうか?
◆新谷隼平ライブ情報
2018年3月17日(土曜日)五所川原 ふゆめ堂
新谷隼平3rd mini albumリリース記念ワンマンライブ
『五所川原は愛と刹那さで溢れている』
開場14:30 開演15:00
チケット3000円(コーヒー+キッシュ付き)
※40名限定(要予約)
※ふゆめ堂TEL:0173-35-2355
◆CDアルバム
3rd mini album「この世界は悪意と絶望で出来ている」
2017年11月29日(水)全国リリース
1500円(税抜) RAWJ-0103
収録曲
1.プロローグ
2.この世界は悪意と絶望で出来ている
3.無になる
4.ハローハロー
5.mint
◆新谷隼平プロフィール
平成元年5月7日生まれ、青森県五所川原市出身
孤独を愛するうたうたい
東京、地元五所川原を中心に活動中
※詳しくは、新谷隼平さんの各Webページにてご確認くださいませ。
孤独を愛するうたうたい。 新谷隼平オフィシャルサイト
新谷準平twittr
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新谷隼平「junpeiaraya0507」YouTube
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